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「日刊廣島」の元日号に、明石伸子理事長のインタビュー記事が掲載されました

2018.01.10

昨年からマナー・プロトコール検定の実施都市に広島が加わりました。それにちなみ、日刊広島新聞社発行の「日刊廣島」より明石伸子理事長にインタビューの依頼がありました。
元日号は年頭にふさわしく、岸田文雄政調会長、小野寺五典防衛大臣、杉田水脈衆議院議員、新原芳明呉市長といった、日本の将来を担うそうそうたる方々のインタビュー記事と共に、紙面一面を使って、協会設立の経緯から「マナー・プロトコール検定」普及にかける思いなどについて語っています。

日刊廣島縮小

岸田政調会長面

小野寺防錆大臣面

「しきたりや慣習は大切」というタイトルを受け、まず「何のためのマナーなのか」の問題提起から始まりました。

今のマナーは「この場合はこうしなければならない」とマニュアルだけが一人歩きし、それを絶対視するあまり、本質が分からなくなっているのではないかと危惧しています。本来は社会の中で、あるいは相手に対して、円滑な関係を築くための配慮が“礼儀”や“おもてなし”のはずなのに、その理解がされていない事が問題ではないでしょうか。

こうした背景から、当協会ではその本質がどこにあるのかを伝えたいと考え、マナーの歴史もテキストの中に取り入れました。日本の文化がどう伝承されて来たか、日本人がどんな民族なのか、マナーを紐解いていくにはそんな視点も必要ではないかと考えるからです。

以前に広島の知人から聞いた話ですが、広島から選ばれた高校生が英国に研修派遣された際、行く先々の学校で日本の国家「君が代」を演奏してくれたそうです。その時英国側の生徒達は一斉に立ち上がり、胸に手を当てて不動の姿勢をとってくれた。ところが日本の生徒達はどうして良いかわからず、どぎまぎするばかり。国旗や国歌が何を意味するのか、国際交流の場ではどのように振る舞えばいいのか、日本では教えられていない。こうしたことから、国際儀礼(プロトコール)の知識の必要性を感じて、当協会では設立時から、「マナー・プロトコール検定」の中に、マナーだけでなく、公式の場で心得ておくべき挨拶、席次、国旗・国歌への態度など、プロトコール(国家間の公式儀礼)の知識も入れることにしました。

さらに、協会運営をしていて感じることは、受講生などがマナーを学ぶことで、他者への配慮に気づき、よりよい人間関係をつくることと共に、自分自身の成長を目指すようになって欲しいということです。マナーの本質を知って美しくふるまうためにも、しきたりや地域的な風習などを知ることも大切である、と思っています。

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