5月14日（日）京王プラザホテルにて、実践ブラッシュアップ講座「テーブルマナー」を開講いたしました。

今回も全国各地から、既にマナー講師として活躍されている方、現在講師を目指して勉強をされている方、マナーに興味を持ってご受講いただいた大学生の方など、年齢も経歴も様々な皆さまにご受講いただきました。

講師は、当協会評議員の鈴木章司先生です。鈴木先生は、ホテルオークラにご在職中は宮中晩餐会をはじめ総理官邸、迎賓館などで何度となくVIPへのサービスを経験されているテーブルマナーの第一人者でいらっしゃいます。

鈴木先生が毎回講座の冒頭で話されるのが、「いただきます」「ご馳走様」の言葉の意味や由来です。普段、何気なく使っていますが、食事の作法の大前提として、日本人がこれからも”大切にしていきたい言葉”として、皆さまも深く共感されたようです。

講義は、テーブルマナーの歴史から始まり、後半は実際にコース料理をいただきながら進行します。グリーンピースやスペアミント、新じゃがいもといった初夏の食材を生かした、見た目にもカラフルで美しいのお料理をお楽しみいただきました。ナプキンやカトラリーの上手な使い方や、知っているようで知らない骨付き肉やパイ菓子の食べ方等、具体的かつ実践的に学びました。

鈴木先生は受講者の皆さまのご質問にも明快に答えてくださり、今までなかなか聞くことができなかった疑問が解消されたようです。そして、テーブルマナーが決して敷居の高いものではないことをご理解いただけたのではないでしょうか。

次回のテーブルマナー講座は10月に開講の予定です。日程が決定次第、ホームページに掲載してまいります。ぜひご参加ください。