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ANA客室センターでマナー&プロトコールセミナーが開催されました

2017.12.06

2017年12月5日 羽田空港ANA客室センターで明石伸子理事長の「マナー&プロトコールセミナー」が開催されました。以前からANA客室センターでのマナーセミナーは何度か開催されていますが、今回はANAがめざすJapan Qualityのブラッシュアップに資するよう「日本人の心得」をテーマとし、会場を分けて2回実施いたしました。忙しい乗務の前後に参加くださった方や休日にもかかわらず出勤された方もいらして、あわせて約60名の客室乗務員がご参加くださいました。

2回目のセミナーに参加してくださった制服姿の客室乗務員の方に「乗務でお疲れのところご参加ありがとうございました」と声をかけたところ、「これからのフライトなんです。教えていただいたことを実践していきます」と笑顔で答えてくださったのが印象的でした。ANAがお客様から評価されるのは、こうした客室乗務員の方々の高い向上心と、その意欲に応えてゆきたいという品質サポート課のスタッフの方々熱心な学習支援の働きかけによるものと思います。

さて、第1回目は、客室センター内の待機スペースで、フライト前後の客室乗務員の方々が周りに大勢いらっしゃる中でのセミナーでした。

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セミナーでは、「マナー・プロトコール検定2級」の問題を例にあげて、和室の席次・作法、和食のいただき方、祝儀・不祝儀袋などについて話しました。

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解説では一般論にとどまらず、今に伝わるしきたりも歴史を紐解いてみると諸説あることや、一般のマナー本に書かれていることが必ずしも現実には行われていない例など、応用的な知識も幅広くお伝えいたしました。日本の作法・しきたりの形式だけではなく、その本質を理解してくださったのではないかと思います。

第2回目は、会場を移して会議室での開催でした。こちらはフライト後の方やこのセミナーのために休日出勤してくださった方が多くいらっしゃいました。

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「世間では、客室乗務員=マナーについて精通している人、と思われているものです。そして、今後退職されるようなことがあると、その時はきっと色々なところから『マナーについて教えてほしい』と言われるでしょう」という理事長の話に頷かれた方が多くいらっしゃいました。

セミナー中は、皆様とても熱心にメモをとって聴いてくださり、終了後は復習をするグループや講師に質問される方もいらっしゃるなど、大変充実した時間となりました。今回の講座が、マナー・プロトコール検定を推奨してくださる当協会の友好企業であるANAのJapan Qualityのレベルアップに少しでもお役に立てば大変嬉しいです。

ご参加くださいました皆様、そして準備、運営にお力添えくださいました皆様に改めて御礼申し上げます。

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