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光が丘第一中学校で「社会人としてのマナー」講座を行いました

2023.02.24

2023年1月26日、練馬区立光が丘第一中学校で、2年生の生徒約100名を対象に当協会認定講師の矢島友香里先生がマナー講座を行いました。

残念ながらコロナ禍で以前は2年次に実施していた職場体験学習がなくなってしまい、代わりとして総合学習の時間で「働くこと」を学び、その集大成として「社会人としてのマナー」を学習することになったそうです。

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2年生が自分たちの椅子を持って体育館に集まり、司会の先生による講師紹介後、講座が開始しました。前日は今年最強の寒波が首都圏にも襲来し、体育館の寒さに耐えられるか心配でしたが、幸い日差しも戻って少し暖かくなってきました。

冒頭では、まず「マナー」と「ルール」の違いについて考えてもらいました。1. 赤信号なので横断歩道を渡らずに止まった、2. ご年配の方が電車に乗っていらしたので席を譲った、どちらがルールでどちらがマナーでしょうか?という質問です。生徒の皆さんは全員2がマナーだと手を挙げていました。

矢島講師は、スライドの「マナーは規則ではなく、お互いが気持ちよく過ごすための心遣い」という部分を指し示して、これが今日いちばん大事で覚えてほしいことですと強調しました。生徒の皆さんも納得の様子でした。

第一印象の重要さについて説明した後、相手に好印象を与えるために必要な要素である「笑顔」「挨拶」「姿勢」「お辞儀」の演習を行います。笑顔やお辞儀はペアになって互いにしっかりできているかチェックします。向かい合っての笑顔チェックでは、所々で笑いがもれ、マナーの授業ということで少し緊張気味だった雰囲気も和らいできました。

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「挨拶」を漢字で正しく書けますか?手へんの右側が何だったか忘れないよう”ムリヤリクッタ(無理やり食った)”という覚え方もありますよ、と矢島講師がユーモアを交えてお話します。

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正しい姿勢とお辞儀の演習では教務主任の先生がモデルとして前でデモンストレーションに協力してくださいました。デモンストレーションを見た後は、またペアになって演習です。

矢島講師もきれいなお辞儀ができているかチェックに回ります。生徒の皆さんは「所作はいちどピタッと止めることでキレイに見えます」という説明を聞いて、繰り返し演習をしていました。

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演習の後は、「身だしなみ」「敬語の基本」について確認しました。皆さん敬語は得意なようで、講師の質問にほぼ全員が正解していました。

まとめでは矢島講師が「マナーは一朝一夕では身につかない」と書かれたスライドを見せて、「今日学んだことは会社の新入社員研修で行っていることと大きくは変わらない、大人になってから間違った習慣を直すのは大変なので、今日からマナーの実践をしましょう!」というメッセージを贈り、最後にマザー・テレサの言葉を引用して講座が終了しました。

講座終了後、生徒代表から講師にお礼の言葉が贈られたのですが、用意していた原稿を読むのではなく、しっかり今日講師が話した内容を理解して話をまとめていて、とても感心しました。

素直で真っすぐな生徒の皆さんが、今日学んだマナーを習慣にして、社会で活躍されることを祈念しています!

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