社員のマナー意識の向上と知識の修得に大変、積極的に取り組んでいるホテルニューオータニで、今年も「マナー・プロトコール検定説明会」とマナー検定対策講座が実施されました。

ホテルニューオータニでは、３年前から当検定試験を導入し、ホテル内で団体受験をしていますが、今年も１２月の試験を控えて、ホテルで働く多くの皆様が「検定説明会」と「マナー講座」にご参加下さいました。

マナー・プロトコールの検定制度や協会の説明に続いて、当協会理事長の明石伸子が、事前に配布されていた模擬問題の答え合わせと解説を兼ねて、マナー＆プロトコールのレクチャーを行いました。

折しもこの日は、２０２０東京オリンピックの招致が決まった直後で、現場で部下を指導するジョブトレーナーを中心にホテリエの皆さまの士気も一段と高まっていました。

ところで、ホテルニューオータニといえば、前回の1964年の東京オリンピックの際に、外国から大勢の観光客を迎える為に建設され、当時は東洋一の規模を誇ったホテルです。１７階の回転式展望レストランは「すべての外国のお客さまに日本が誇る富士山を見ていただきたい」という創業者大谷米太郎氏のたっての希望で実現したものです。

次回のオリンピックでも、日本を代表する老舗ホテルとして「お・も・て・な・し」日本の第一線で、多くの皆さまをお出迎えすることになるでしょう。そして、マナーやプロトコールの重要性も益々高まって行く事でしょう。

本日の説明会の参加者の皆さまが検定に挑戦され、そして見事合格されて、５０周年を迎えるホテルニューオータニ様のサービスが、さらにより一層素晴らしいものになることを心より期待しております。