ヴィーナスアカデミー（東京都渋谷区恵比寿南）は学生のマナー向上に力を入れている学校で、2009年度より協会認定校として毎年「マナー・プロトコール検定」を学内で実施しています。

合格率向上を目指して、毎年カリキュラムの改定をしていますが、今年度は６時間の検定対策集中講座を２日間実施した後に、間を空けず３級試験を行うスケジュールで昨年を上回る結果となりました。

今回、合格されたヴィーナスアカデミーの学生お二人に11月24日に行われた検定試験の感想などを伺ってきましたのでご紹介いたします。

石野田　春菜さん

皆さん、このたびは合格おめでとうございます。マナー・プロトコール検定を受験してどのような感想をお持ちですか？
（黒川さん）知っているつもりだったけど、試験を受けてみて意外と知らないことが多いんだと気づきました。暦や年中行事のところは難しかったです。テーブルマナーも、今までフルコースのお料理を食べる機会があまりなかったので、初めてのことが多かったですが、上手に食べられたらカッコいいだろうなと思いました。

黒川　恵美子さん

続いて、授業（対策講座）の印象についてお聞かせください。
（石野田さん）授業を担当された丸山玲子先生は、とてもやさしくて、授業を通して「検定に合格させたい」という先生の気持ちがすごく伝わってきたので、頑張りました。生徒に対して、きちんと敬語を使ってくれるのもうれしかったし、敬語の勉強にもなりました。
（黒川さん）マナーの授業と聞いて、初めは「面倒だなぁ」と思っていたのですが、丸山先生がいろいろなもの（カトラリーや箸、玉串、祝儀袋など）を持ってきて、実際にやってみせてくれたので分かりやすかったし、楽しめました。

学習して、どのようなところが興味深かった、またはためになりましたか？
（石野田さん）興味深かったのは、やっぱり食事とパーティスタイルのところでした。宗教の話も面白かったです。苦手なのは歴史かな（笑）
（黒川さん）日常生活だけでなく、海外でも使える実践的なビジネスマナーやプロトコールについて学べたのがよかったです。

学習したことや資格を今後どのように生かしていきたいですか？
（黒川さん）接客業に就くつもりなので、学習したことをお客様への接遇で生かしていきたいです。この検定試験で基本を勉強できたと思うので、お客様に喜ばれる臨機応変な対応をしていきたいです。
（石野田さん）ネイルの仕事に就きたいのですが、電話応対や言葉遣い、上司とのコミュニケーションなど、今回学んで気づいたことがたくさんありました。学んだことはアルバイト先などでも実践しているので、先日店長から「電話応対がしっかりできている」とほめられて、嬉しかったです。

ありがとうございました。学習したことを生かして、より素敵な「マナー美人」になってください。