検定実施例と受験生の声

ご紹介レポート

検定1級取得者からのアドバイス(1) 東海林 忠博 様

「マナーのことは知っている……」いまさらと思っていませんか?

東海林 忠博 様   (元日本航空 客室CS推進部CSアドバイザー)

東海林忠博様

私が日本航空で推奨している日本マナー・プロトコール協会の通信講座を受講しようと思ったのは、38年間の長きにわたり国際線客室乗務員として培ってきたサービスマナーや、国際プロトコールの知識を、定年退職を機に体系的に整理してみようと思い立ったからでした。通信講座、その後のスクーリングと学習を進めるにつれ、自分が専門としてきた知識が未整理であったことや、新たに知っておいたほうが良い知識の多さに「目から鱗」の思いでした。

今現在、接客サービスに携わっている人はもちろん、ビジネスの現場で活躍されている人、あるいはこれから社会人として様々な人々と接することになるであろう人達には是非ともお勧めしたい講座です。この講座を修了し、検定を取得する頃には、世界に通用するマナー&プロトコールが身についているものと思います。

マナー・プロトコール検定の受験対策

<準1級試験>
(1)選択問題50問(60分)
準1級の問題はさすがに内容が高度です。1問につき選択肢が5つ程あり、ボリュームもかなりのものがあります。見直し時間を考慮に入れれば1問に1分程度しかかけられず、1問ずつ丁寧に時間を掛ける余裕はありません。出題項目は広範に亘るため、迅速な読解と知識の確実性が求められます。対策としてはまず基本的な知識はテキストを中心にしっかり押さえ、その上でマナー・プロトコールに関連する書籍を読み込んで知識を深めておくことが大切です。

(2)記述問題(90分)
5問出題されます。これも通信教育や書籍のテキストが基本となります。具体的な対策としては、2級通信教育テキストの目次にあるようなテーマについて簡潔な文章表現ができるよう、それぞれまとめておくとよいと思います。
<1級試験>
(1)面接試験:10分弱
マナーやプロトコールについての考え方、例えば「社会人としての心得」などを述べることが求められます。

(2)実技試験:20~30分
一例としては、「来客対応」などについて洋(ビジネスマナー)と和の作法についての所作が求められることがあります。 対策としては不得手な部分は繰り返し実習する事が大切です。

例えば「ビジネスマナー」の知識をスムーズに行動化できるか。「テーブルマナー」や「暮らしのマナー」などどれも実生活に結びついている事柄ばかりですが、日常生活の中できちんと表現出来ていないことが意外と多いものです。日々の行動を通して確認するなどの工夫が必要と思います。 私は和の作法がウィークポイントでしたので、当日までに茶懐石を体験学習しましたが、大変有効でした。

最後に1級試験に臨むに当たり、身だしなみも大切な要素であることを付け加えておきたいと思います。表情・言葉遣い・仕草・身のこなし等に加え、服装・アクセサリーも審査員の印象を左右する重要な要素です。華美に走らず、場の雰囲気を損なわず、まさに1級受験者としての感性・品性が問われる場でもあるからです。 皆さんのご健闘をお祈りします。

※東海林様は、現在白鴎大学、中央大学などで講師としてご活躍です。

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