検定1級取得者からのアドバイス(4) 小林 恵美子 様
歩み続ける
小林 恵美子 様
より心豊かに生きるために・・・
私はこれまで接客業やオフィス業務など様々なお仕事に携わって参りました。その中で良好な人間関係の基本は「挨拶」をはじめとした「マナー」にあると痛感すると同時に、マナーに大変魅力を感じ、独学で学んで参りました。しかし、曖昧な知識のままでは自信がもてず、自己流に限界を感じ始め、マナー・プロトコール検定の学習を始めることにいたしました。
日本マナー・プロトコール協会の検定では、テキスト等、文献からの学習だけではなく、スクーリング講座を通して普段お会いできないような各界の第一人者の方々から直々にご指導を受けることが可能です。礼儀作法は、歴史的な背景のもとに生み出された先人の知恵の集積であるということを様々な角度から、また一流の講師の先生方から学ぶことができ、普段の生活の中においてもその行為一つ一つに深い意味を見いだせるようになりました。このような学習の過程における気づきや出会いを大切にし、普段から相手を大切に思う心で美しい振る舞いを心がけることは、より心豊かな人生へと繋がっているのだと実感いたしております。
真の国際人を目指して・・・
受験中は、妊娠、出産、育児の時期とも重なりまして勉強する時間も限られており、何度か挫折しそうになりました。しかし、その都度「日本と世界の架け橋になりたい」というもともとの自分の願いに立ち返ることができたからこそ、挑戦し続けることができました。
今回の検定を通して母国の文化やしきたり、国際儀礼について知識を深めることができたことで、異文化コミュニケーションも円滑になり、自分の願いに近くことができましたことを大変嬉しく思っております。これからも、習慣や価値観の違いを受け入れ、あらゆる個性を尊重できるような真の国際人を目指して「マナー」を基に歩んで参りたいと思っております。
途中で立ち止まる時もあるかもしれませんが、日々の弛まぬ努力は必ず結果となって現れます。どうか諦めずにチャレンジし続けてください。マナーの本質を学ぶことで、皆様にもきっとご自身のさらなる可能性を感じていただけることと確信いたしております。 皆様のご健闘を心よりお祈り致しております。
検定実施レポート一覧