杉並区立済美小学校で「楽しいお箸講座」出前授業を行いました
2021.03.14
2月13日(土)杉並区立済美小学校3年生の2クラスを対象に「楽しいお箸講座」の出前授業を行いました。
済美小学校では、2017年からほぼ毎年、3年生がこのお箸講座を受講しています。今回は講師として小池比奈子先生と石井すみよ先生のお二人が2クラス計68名の児童にお箸の使い方などを指導しました。
授業は、お箸の歴史、日本独自の「My箸」についての話から始まり、児童は実際に家から持ってきた箸を使ってお箸の持ち方、取り上げ方を練習しました。さらに、忌み箸についての説明、「いただきます」「ごちそうさま」の意味などについても解説をしました。
通常のお箸講座では、最後に箸使いの実践として、綿球を箸でつまんで隣の人のお椀に移すリレー形式のゲームを行うのですが、今回はコロナウィルス感染防止のため児童同士の接触を避けて一人ひとりが綿球をつまんで移す練習を繰り返しました。児童の皆さんは飽きることなく、正しい箸づかいができるよう集中して練習に取り組んでいました。
そして、先日、お箸講座を受講した3年生の児童から講師のお二人にお礼のメッセージが届きました。
ある児童は「おかげで今はいろんなマナーを知り、ごはんを行儀よく食べていたら、お母さんに『食べ方がきれい』言われました」と、またある児童は「今はコロナで外食をしないけど、コロナがなくなったらお箸教室でやったことを思い出して楽しくご飯を食べたいです」と感想をつづってくれました。
感想を読んでいると、この講座が児童の心に響いていることがよく分かり、とても嬉しい気持ちになりました。皆さん素敵なメッセージありがとうございました。